眼精疲労とはその名の通り、目を使い過ぎることによって起きます。

その症状は様々で、眼の痛み・眼のかすみ・充血・眩しさ・涙が出るといった眼の症状から、
肩こり・頭痛・めまい・吐き気など眼の問題に留まりません。

休息を取ったり睡眠をとって一時的に良くなっても、充分に回復しない状態を眼精疲労と言います。

パソコン作業が主になっているデスクワークや、スマホ画面を見続けていること、小さな画面でゲームをするなど、眼を酷使することで成人だけでなく若い世代にも眼精疲労を訴える方が増えています。

度の合わない眼鏡を使用していることや、老眼が進んでいることに気づかず過ごすことでも眼精疲労は起きます。

パソコンやスマートフォン、携帯ゲーム機が広く普及している現代ならではの眼精疲労ですが、
もちろん原因はあります。



その原因は実は現在の身体の状態に関係しています。
毎日の眼の疲れで家事や仕事に集中できない方は是非、このままお読みください。

不良姿勢が眼精疲労を起こしやすくする

眼精疲労の方に多いのが、頭部前傾や猫背や巻き肩などです。

視神経と後頭骨まわりはじつは関係があります、後頭骨につながる後頭下筋群は眼球の動きをサポートしています。なので眼を酷使すると筋肉が過緊張状態になります。

眼と首の筋肉はお互いにサポートしているので、眼が疲れると首や肩の筋肉が張り痛みをおこすのです。



なので姿勢を良くすることで、眼精疲労が緩和することもよくあります。

眼精疲労の予防は、同じ姿勢を長時間続ける場合は、定期的に休憩をとって首肩回りの運動をおこなうことや後頭骨まわりのセルフマッサージをおこなう。

目の周りや手には眼精疲労によいツボがありますので刺激をしてみましょう。

当院では、頭蓋骨とくに後頭骨周りの筋膜リリースと首肩回りの筋肉を動かして調整していきます。
あわせて頭部が正しい位置にあるかどうかチェックします。

頭部が前傾・前突していれば頭の重さは2倍以上になりその負担が肩や背骨にかかります。
これについては猫背(円背・亀背)についてのブログで詳しく説明しています。

不良姿勢を良い姿勢にしていくことで眼精疲労になりにくい身体を目指すことが大事だと考えています。

投稿者 oldmusashino

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