仙腸関節とは骨盤にある関節で、仙骨と腸骨の間にある関節です。
この関節は靭帯でつながれていて、3㎜~5㎜とごくわずかに動きます。動きがわずかですので、20年前までは動かない関節として考えられていました。

今まで腰痛で苦しんだり、何度もぎっくり腰を経験された方なら、ご存知だと思いますが、仙腸関節炎について説明していきます。
骨盤は背骨の一番下にあり、背骨の土台となりバランスを取っています。土台である骨盤の歪みは背骨や身体全身に影響します。中腰での作業や、不意に下のものを拾う、繰り返しの作業などで仙腸関節に負担がかかり関節のズレや痛みが出現します。仙腸関節炎はぎっくり腰のような急性腰痛の原因としても考えられています。
骨盤については下記の症状ブログもあわせて読んでいただけるとより骨盤周りに起こる痛みについて理解が深まると思います。
反り腰・骨盤前傾
もしあなたが、ぎっくり腰をくり返す、慢性腰痛で何年もつらい思いをしている、もしくは病院での治療で効果がが出ないというのであれば、仙腸関節炎が原因の可能性が大きく、当院がお手伝いできる腰痛と言えるでしょう。
仙腸関節炎はカイロプラクティックが良い効果をもたらす症状のひとつです。
また、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの腰の疾患でも、仙腸関節の炎症を合併し腰痛が起こることがあります。
治療をしていて痛みやしびれが改善しない場合、仙腸関節炎が原因の腰痛の場合があります。
気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

