脊柱管狭窄症、難しい用語が連なった名称から診断を受けた方は何かとても怖い病気になってしまったような印象を受けてしまいますね。
実際、最近では病院で診断を受けていなくてもインターネットで調べて、自分が脊柱管狭窄症ではないかと思い不安を感じている人も多いです。
症状が長期化するケースも多く、あなたもそんな一人かもしれませんがまずは脊柱管狭窄症がどんな病気かという事を簡単に説明します。
背骨を脊柱といい、その中に脊柱管という管があります。その管の中に大切な脊髄神経が通っています。
その脊柱管が骨や靭帯、椎間板の変形によって圧迫を受けて狭くなってしまい(狭窄)、神経を圧迫してしまうとされています。
これが頚椎で起こると、首の痛み(頚椎症)と診断されます。
脊柱管狭窄症の症状として多いのは、歩いているとお尻や足にかけての痛みやしびれです。
間欠性跛行といって、イラストのように休むと痛みやしびれが和らぐ場合もあります。
また腰痛自体はそれほど強くない場合もあります。

治療方法としては、リハビリやコルセット、神経の流れを良くする薬やブロック注射などを行います。症状や状態が悪い場合には手術を勧められるケースもあります。
しかし、これらの治療をしてもなかなか改善しなかったり、一時的に良くなっても戻ってしまうというケースも多いです。
この症状を起こしている方は長年の不良姿勢で、お尻の中殿筋や小殿筋、太もものハムストリングスや腹筋や腓腹筋など姿勢を維持する筋肉が硬結や短縮をおこしていることが多いです。
ストレッチや簡単な運動で少しずつこれらの筋肉を動かしていくことが大事になります。