股関節は骨盤の寛骨臼というお皿の様なものと、大腿骨の大腿骨頭というボールの様なもので構成されています。
股関節は体の重心を支えるために重要な関節になるので、強固な靭帯で支えています。
この構造が足からくる歩行時の衝撃をクッションのように吸収しています。
そして骨盤もこの股関節周りの靱帯や筋肉が左右からサポートしているので上半身も安定できているのです。
太ももを持ち上げたりする普段からよく使う筋肉も、股関節を構成する骨から出ています。
股関節がしっかりしていることで、あなたは自由に歩いたり走ったりできるのです。
股関節痛の原因は
一般的に多いのが加齢により股関節の軟骨がすり減り、骨と骨が擦れ合うことで痛みが生じる変形性股関節痛です。
先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全など生まれつきのものを除くと、日頃の不良姿勢が影響します。
たとえば猫背や脚組みや長時間同じ姿勢を続けていることで、骨盤周りの筋肉や関節に負担が増して、股関節に無理がかかります。
股関節周りの筋肉が硬くなると、股関節に負担がかかりやすくなります。
なので変形性関節症は40歳台から50歳台に発症することが多いです。

そして骨盤の構造上、男性より女性に多く見られます。
違和感を感じたら早めのケアが大事です
●歩きはじめが痛い
●階段の上り下りがつらい
●寝ているときにも痛くなる
●胡座ができない
などの症状は股関節に無理がかかっている可能性があります。
気になる方はご相談ください。