世界幸福度ランキング2019日本は58位、過去最下位で考えること

私の理想は、国民総幸福量で世の中が測られる社会になること。
国民総幸福量とは、幸せを尺度に世の中の充実や満足度を調べる物差しのような値です。

 
物質的な満足度より精神的な充実度を上げることが、自身の健康にも大事だよとクライアントさんに話しています。



2019年の世界幸福度ランキング発表

 

2019年度の世界幸福度ランキングが国連から3月20日に発表されました。
3月20日は、国連が2012年に定めた国際デーの1つ【国際幸福デー】です。
ランキングはこれに合わせて毎年発表されています。

 
この発表に基づく記事を下記に紹介します。

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国連が「国際幸福デー」に指定している20日、国別の幸福度ランキングをまとめた2019年版の報告書が公表された。最も幸せな国は2年連続でフィンランド、逆に最も不幸せな国は内戦下の南スーダンだった。

日本は156カ国・地域中58位で、昨年の54位から順位を下げた。  


報告書は各国の1人当たりの国内総生産(GDP)や社会支援、健康寿命、寛容さなどを基準に16~18年の「幸福度」を数値化し、順位付けした。 

参照元:https://www.jiji.com/jc/article?k=2019032100230&g=int 時事ドットコムニュース

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日本は、健康寿命項目では2位、ひとり当たり国民総生産量(GNP)では24位と高いのですが、社会の寛容さは92位、人生の選択自由度では64位でこれが影響して 下記のグラフのような順位になっています。

これは過去最下位だそうです。

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これをみて、日本は不寛容な社会だから駄目なんだというつもりはありません。
 
このニュースを読んでそう思っている方もいるでしょうけどね。



日本人社会はもともと不寛容さをもっている

 
昭和大学医学部の岩波明先生が書いた本【他人を批判ばかりしている人たち】を読んだことがありますか。

岩波先生は、精神科医の視点から不寛容な日本社会について下記のように答えています。

「単一の民族で構成され比較的同質的な集団の中で育っていく日本では、思考や価値観が似たものとなり、そこから外れた異質な存在を排除する傾向がある」

同じような言葉を以前、経済学者の栗本慎一郎先生も本に書いていました。 
 

評論家や精神学者さんには、日本の社会がもつ寛容さのなさについて同様な見解をもつ方が多いように思います。
 

確かに一部にバッシングや炎上を喜ぶ人たちがいるのも事実です。
SNSやインターネットの普及で、個人を晒さずに自由に意見や映像を広く発信できるようになりました。

些細な事でもトラブルになったり、批判する風潮が目立つように思います。

 
最近では、サイレントマジョリティよりノイジーマジョリティ(少数の力を持つやかましい人々)が問題とか言いますよね。

 

価値観が同じでないと攻撃する排除するのは、危険ですし同調圧力じゃないのかと思っています。
日本以外でも増えている保守的な思考が、世の中にあふれているのかもしれないですね。

個人と社会の責任や役割の境界線が今とても曖昧な感じです。 

たがら以前より他者への寛容さは狭くなっていると、多くの人が感じるのかもしれないです。
マスコミの印象操作も、今の世相に関係するのかなと個人的には思います。

 
だからといって私は、日本人すべてが不寛容と言うことにはならないと思う1人です。

 

寛容とは親切と言うことではない
 
言葉通りで寛容を受け取ると、「人に対して厳しく批判することなく広く受け入れる」という意味になります。
ですが寛容=親切ではないと思います。

人はそれぞれ個性があり特性があります。異質なものを持つものが集まって社会ができているので一律に同じ価値観ではありません。その多様性を理解して、異質なものを受容することが寛容だと考えています。


寛容であるためには自己肯定感を上げること 
 

私は、自分を信じること、自己肯定感を上げることが大事と考えています。
自己肯定感が低いことが不寛容にもつながっていると感じているからです。
 

自分のことが分かっていれば、他者と比較して己との違いを感じても、それを不安や劣等とは思わないはずです。
あなたが感じた他人との違いは、多様性の中での1つの特性だからです。
 

私は国民幸福度という物差しで世の中が測られると良いとは思いますが、たとえ幸福度ランキングが1位になっても自己肯定感が低いままでは、きっと幸せには感じないと思います。
 

あなたも私も皆が、自分を信じて頑張って行動すれば個々の幸福度も上がっていき、個人と社会の役割がはっきりして結果社会の寛容さも向上していけると思っています。

そのなかに健康も含まれると信じています。
自分の体は、自己承認しないと変わらないからです。

残念ながら他者承認をもとめるクライアントさんも多いですし、私も自己肯定感が低いことで悩んでいたので良くわかります。



今回はそんな話題について、自分の考えを書いてみました。


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