オーバーユース(使いすぎ)は成長期の子供だけで無く、じつは中高年世代にも起こります

オーバーユースとは、筋肉や腱、骨などに繰り返し加わる小さな負荷が蓄積し、慢性的な炎症や組織損傷を引き起こす障害の総称でオーバーユース障害といいます。

大きなケガとは違い痛みがゆっくりと現れたり、明確な原因が見つからなかったりするため違和感や痛みが出てから気づくことが多いです。

中高年のオーバーユース(使いすぎ)とは、加齢に伴い筋力や柔軟性、回復力が低下した体に、過度な運動や反復動作の負荷をかけ続けることで、筋肉や関節、腱などに慢性的な炎症や損傷が生じる状態のことをいいます。

中高年のオーバーユース(使いすぎ)とは? 特徴と予防法について

「最近、ウォーキングを始めたら膝や足の裏が痛む」
「庭仕事やゴルフのあと、腕や肩の痛みがなかなか抜けない」
「急に左足や腰が痛くなってきた」

こうしたお悩みはありませんか?

身体の一部分に繰り返し負担がかかり、組織がダメージを受けることで痛みや炎症を引き起こす状態を「オーバーユース(使いすぎ症候群)」と呼びます。

スポーツをする若い世代だけでなく、実は中高年世代にも非常に多く見られる身体のトラブルです。

今回は、中高年ならではのオーバーユースの特徴と、その予防法について分かりやすく解説します。

中高年のオーバーユースに見られる3つの特徴

成長期のスポーツ障害などと比べ、中高年のオーバーユースにはいくつかの明確な違いと特徴があります。

  1. 柔軟性や回復力の低下による「蓄積疲労」

    年齢とともに筋肉や腱の柔軟性が低下し、血流も悪くなりがちです。

    そのため、一度受けた微細なダメージが回復しきらないうちに次の負担が加わり、痛みが慢性化しやすくなります。

  2. 「動けてしまう」ことによる隠れ疲労

    「昔はもっとできた」「これくらいは大丈夫」というご自身の感覚と、実際の身体の筋力・持久力の間にギャップが生じがちです。

    筋肉は年齢とともに衰えていきます、これについては 「筋肉は何歳から減っていくの?」のブログで詳しく書いています。

    脳や気持ちが動いてしまう分、無意識に身体を酷使してしまいます。

  3. 筋力低下をかばうアンバランスな動き

    体幹や深層筋の筋力が低下していると、特定の関節や筋肉だけに過度な負荷が集中します。

    例:お尻や太ももの筋力不足を、膝や腰で無理に補うなど

今日からできる!オーバーユースを防ぐ4つの予防法

痛みを我慢して運動や作業を続けると、長期間の通院が必要になることもあります。

以下のポイントを意識して、安全に身体を動かしましょう。

  • 「痛みのサイン」を無視しない

    運動中や運動後に違和感や鈍痛を感じたら、すぐに休息を取りましょう。

    その後、4~5日過ぎても痛みがあるようなら整形での受診を、「休めば治る」と放置するのが一番の悪化原因です。

  • 準備運動と十分なクールダウン

    硬くなった筋肉をいきなり動かすと傷つきやすくなります。

    始める前の軽いストレッチや、終わった後の整理体操をルーティンにしましょう。

  • 運動量・作業量の「急な増加」を避ける

    「今週は調子がいいから倍の距離を歩こう」「一日で庭木の剪定をすべて終わらせよう」といった急激な負荷の増加は禁物です。

    少しずつ段階的に増やしていきましょう。

  • 質の高い睡眠と栄養摂取

    組織の修復にはタンパク質やビタミン、そして何より質の良い睡眠が欠かせません。

    「疲れが抜けない日」は勇気をもって完全休養日にしましょう。

    タンパク質摂取量については「タンパク質は1食あたり20gを勧めるわけ」というブログを読んでみてください。

ハイブリッド整体での身体メンテナンスがオーバーユース予防になる理由

「しっかり休んでいるのに、なぜか同じところが痛くなる」
「自分ではストレッチしているつもりなのに、疲れが取れにくい」

そんなときは、ご自身のセルフケアだけでは届かない「身体の歪み」や「筋肉の偏った緊張」が主原因かもしれません。

ハイブリッド整体で定期的に身体のメンテナンスを行うことは、オーバーユースの強力な予防につながります。

  • 骨格・姿勢のバランスを整え負荷を分散

    身体の軸が整うと、特定の関節や筋肉だけに負担が集中しなくなります。

    全身でバランスよく力を分散できるため、一部分に負担がかかるようなトラブルを防げます。

  • 深層筋の緊張をゆるめ血流を促進

    自分ではほぐしにくい深部のコリやハリを整体で緩めることで、疲労物質がスムーズに排出され組織の回復力が蘇ります。

  • プロの視点による「身体の癖」の気づき

    「右側の骨盤が硬い」「股関節がうまく使えていない」「左側の足だけ痛みが出る」といったご自身では気づきにくい左右非対称の癖を身体のプロが把握し、一人ひとりに合わせたアドバイスやセルフケア法をお伝えできます。

まとめ

中高年のオーバーユースは、「まだ大丈夫」という油断や、知らず知らずの疲労の蓄積から起こります。

痛みや違和感が出た時には、じつは疲労の限界に身体がなっている場合がほとんどです。

筋肉は再生・復活するのに2ヶ月から3ヶ月はかかります。

中高年世代は筋肉の再生にも時間がかかるので、慌てることなく、一緒に頑張ってまいりましょう。

痛くなってから対処するのではなく、日頃の予防とハイブリッド整体による定期的なメンテナンスを組み合わせることで、いつまでも若々しく、自分の足で元気に動き続ける身体づくりを目指しましょう。

気になることはお気軽にお問い合わせください。

投稿者 oldmusashino