今年は6月から暑い日が多く、寝苦しい夜も増えてつい寝不足になりますよね。
人のサーカディアンリズム(慨日周期)は約25時間です。
寝不足になると、このリズムも狂ってきます。
また、脳にある「海馬」は睡眠時に、経験・出来事を記憶に変換する役割を担っているそうですが、睡眠時間が少ないと海馬の働きが悪くなるとも言われます。
パソコンのように、負荷がかかりすぎると脳も軽いフリーズ状態が起こりやすくなります。
これが続いて起こるのが夏バテ症状です。
夏バテの原因は、睡眠不足だけでなく湿度も大きく影響するといわれています。
湿度が上がると、皮膚の汗がうまく気化しないので、ベトツキ不快になります。
この不快感が、自律神経に作用して、内臓器官の働きを鈍らせ、食欲が減退します。
暑さで寝られないと、さらに体力・気力低下に陥るという連鎖反応を起こすのです。
私の夏バテ予防のひとつは、こまめな着替えです。
特に汗をかいて肌がべとついたらシャツを着替えるようにしています。
暑くて寝られない時は、ぬるめの温度の風呂に入る、水枕などで首や脇を冷やすもおすすめですよ。
もちろん整体も受けていただくとよく眠れます。
夏バテの根本的な対策は、食事・睡眠・運動などをきちんとおこない生活リズムを大きく変えないことです。
暑さに負けない身体を維持してまいりましょう。