過去にブログ投稿した記事の中で画像リンクが切れてしまったり、画像データーがホームページ引越の際に無くなってしまったりしたものを、最近は修正して再度公開しています。
このブログもその一つです。
院名をむさしの整体療術センターとしたのは
羽村市にあるのに、『むさしの整体療術センター』という名前にしたのは意味があるんですか?
時々お越しいただく方から、そのような質問を受けます。
開院当初、院の名称は、【むさしの療術センター】でした。
羽村市にあるから、『はむら整体院』とか『えむら治療院』でも良いのではと思いますよね。
じつはこのむさしの療術センターは最初から、頭に「むさしの」をつけてと決めていました。
当時卒業したカイロプラクティック専門学校の規則で、当時自分で院を開業する際は、
① 地域名または個人名を使うこと
② ○○療術センターは統一して付けること
③ 整体院・治療院の名称や独自の呼称は原則使わないこと
2006年の開業当時は、まだそんな決まり事がありました。
今ではこうした規則は無くなりつつあると聞いています。
現在整体やマッサージやカイロプラクティックは、コンビニより多く全国に存在していますから。
同業他社との競争の中で、それぞれに分り易い名称をつけて差別化をするのは当たり前ですよね。
カイロプラクティックの学校も、そんな世の中にあわせて変化しているのだと思います。
今回の本題、当院の名前についてお話すると
『むさしの』の意味は、武蔵野地域のことです。
開院場所の羽村市は、武蔵野台地の上に位置しています。
江戸時代以降にこの辺りは新田開発がおこなわれ玉川上水や野火止用水が造られました。
この開発によって自然と共存する【武蔵野の林】が出来上がったと聞きました。
それまでは月のきれいな原野でしか無かった地域が、人と自然が共存して一緒に発展してきたのです。
当院も、武蔵野台地に根を張り地域の人の健康を支えていきたいという思いと、人の身体は自然の一部であり自然と共にバランスをとっているという東洋医学の教えをあわせて、『むさしの』の言葉を使うのが良いなぁと思ったのです。
現在は、【むさしの整体療術センター】を通称として使っています。
当院の名称には、こんな話があるんだよって気にしていただけるとうれしいですね。
院の名前に負けないように、私も頑張らないといけません。
まいまいず井戸に行ってみて
院の近くには、まいまいず井戸という都指定史跡の井戸があります。
武蔵野台地は砂岩が多く、縦堀の井戸は掘るのが大変難しかったそうです。
こんな風に螺旋状に掘った井戸、形がカタツムリに似ている所からこの『まいまいず』の名称がついています。
羽村駅東口側を降りて、西友に向かって歩くとすぐに、五ノ神神社がありその境内には『まいまいず井戸』が見えてきます。
羽村にお越しのさいは、こちらにも行ってみてください。
余談ですが、開院当初に患者さんで風水師を仕事にされている方がお見えになっていました。
その方の話では、まいまいず井戸から、強い大地のエネルギーが出ているそうです。
そしてこのエネルギーが当院のある建物の方まで流れているそうで、風水的には良い場所にあるとのことでした。