過去にブログ投稿した記事の中で画像リンクが切れてしまったり、画像データーがホームページ引越の際に無くなってしまったりしたものを、最近は修正して再度公開しています。
このブログもその一つです。
整体をうけるとダイエットできるの?
その答えをお話する前に、
運動して食事制限もしているのになかなか痩せられない。
そんなお悩みで、あなたはお困りですか?
では何故痩せられないか?
ダイエット効果を上げるためには、
《基礎代謝を上げること》がポイントになります。
そのために運動をしましょうといわれます。
基礎代謝とは、人間が生きていくのに最低限必要な機能を維持するためのエネルギーのことです。
肉体的・精神的に安静であるときにも、わずかに活動している呼吸器、心臓 (10%)、肝臓(27%)、腎臓(7%)、筋肉(18%)、脳(19%)、神経その他最小のエネルギー代謝を合計したものが基礎代謝になります。
この基礎代謝については当院のファスティングホームページ内ブログで詳しく紹介しています。
興味がございましたら下記のリンクから一読ください。
「運動をして筋肉を付けて、基礎代謝UP体脂肪Down」と当院のトレーナーもよく言います。
でも、激しい運動や長時間トレーニングをしても、運動だけでは体脂肪は中々落ちないですよね。
運動すれば必ず痩せるとはいえない?
特に体脂肪を燃やすためには激しい運動は逆効果です。
息が上がらない程度の有酸素運動を、最低でも15分以上継続して行わないと体脂肪はうまく代謝されないのです。
筋肉を付けて体脂肪が落ちる・体重が減るというのは、
有酸素運動をすることにより、
◎呼吸量が増える
◎筋肉を使うことにより血行が良くなる
◎体温が上がり運動誘発性体熱産生が高まる
つまり心肺機能が上がることでエネルギー消費がふえ、結果総代謝量が増えるからです。
総代謝量(1日のエネルギー消費量)とは
人が生命を維持・機能していくために1日に消費するエネルギー量は、生命を維持するための「基礎代謝(60~70%)」のほかに、運動で消費 する「運動誘発性体熱産生(20~30%)」、食事でも使われる「食事誘発性体熱産生(DIT反応)(10%)」の大きく3つを合計したものです。
それぞれの割合を足すと100%になります。
じつは運動により、心肺機能が強化されると食事誘発性体熱産生(DIT反応)も上がるそうです。
但し、これは一定期間運動を継続した場合の話です。
基礎代謝の一般的な数値は、成人男性で1日1200~1600kcal程度、成人女性で1000kcal~1300kcal程度です。
女性は、妊娠・出産に備えて体脂肪を多く貯めるという本能があるため、男性より基礎代謝は低めになります。
また年齢と共に基礎代謝は低下します。40代を過ぎると男女ともに急激に落ち始めます。
ここまでが、一般的な運動によるダイエット効果の話です。
食事について
じつはダイエットのためには食事の内容も重要なポイントです。
◎炭水化物は取っていますか?
◎低脂肪で良質のたんぱく質を取っていますか?
◎野菜を食べていますか?
◎水分を一日2リットル以上飲んでいますか?
この中で欠けているものがあれば、食事の取り方にも問題があるかもしれないですね。
炭水化物は、筋肉の疲労や脳の疲労回復に欠かせません。
慢性的疲労は炭水化物(糖質)の摂取が重要になります。
たんぱく質は、筋肉を作るために必要です。
野菜はビタミンやミネラルの摂取、そして食物繊維が腸内環境を整えます。
水は、身体の老廃物を排出するために大切です。
水をたくさん飲むと身体が浮腫む方は、腎臓の機能が弱っている方が多いです。
ファスティングでもよくお話するのですが、《内臓が健康でなければどんなに栄養価の高いものや高価なサプリメントを摂取してもあなたの身体には役立ちません》
もし便秘や下痢や肌荒れなど腸内環境がよくないという自覚があれば、私はファスティングをお勧めします。
整体施術を受けてダイエット効果が高まると考えられるのは
① 慢性的な疲労を抱えている方
② 身体が硬く・強ばっている方
が当てはまると、私は考えています。
慢性的な疲労を抱えていると、疲労回復のために身体のエネルギーが優先的に使われ筋肉の回復に十分な栄養がまわりません。
身体が硬いというのは、筋肉の柔軟性が低下して関節や靭帯の可動域が狭くなっていることです。
筋肉中の血液循環も悪く、血流にも影響がでます。
運動誘発性体熱産生も低くなります。
整体の目的は、身体の体液循環を良くすること・自律神経のバランスを整えて内臓の働きを高めること・筋肉の疲労を取ることです。
私は当てはまるかなと思われたかたは、まずは一度当院までご相談ください。