肩甲骨が痛くなる原因は?

肩甲骨が痛くなるのはありふれた症状ではありますが、単純な筋肉の疲労、神経が刺激されてしびれにまで広がるもの、内臓からくるものと原因はさまざまです。

ご自身がどのタイプかを見極めて適切な治療を受けましょう。

パソコンやスマホを頻繁に使った場合や肩周囲に負担のかかる労働が重なった時、筋肉の疲労により痛みが出やすくなります。

ストレスにより全身の血流が悪くなった場合、食べ過ぎなどで内臓が疲労した時も肩甲骨の痛みとしての症状が出ることがあります。

胃の不調が要因のときは左肩甲骨の背骨側、肝臓の場合は右肩甲骨の背骨側に痛みや重だるさとして症状がでることが多いです。

手を上げるなどの動作によって肩甲骨の痛みだけでなく手のしびれなども同時に出やすいのが胸郭出口症候群や頸椎椎間板ヘルニア、頸椎後縦靭帯骨化症などです。

これは頚椎から出ている神経が圧迫されて起こります。 

あまりにも長く同じ個所が痛い、その痛みが激しくなった場合、狭心症や心筋梗塞、大動脈解離など重篤な疾患がある場合もあります。

冷や汗や呼吸困難を伴うほど強い症状の場合が多いですが、高齢者の場合は自覚症状が薄い場合もありますので注意しましょう。

多くの肩甲骨の痛みは筋疲労やそれにともなう神経圧迫です。

肩甲骨が痛む場合、ほとんどが2つ目までの筋疲労や神経圧迫によるものが多いです。

筋疲労の場合は軽い全身運動をする、お風呂にゆっくり浸かるなどしてみてください。

しびれなどの神経症状の見られる場合は神経を圧迫している原因(筋肉のこり、姿勢など)を改善していくことが必要です。

どちらの場合も整体やカイロプラクティックでの改善が期待できる症状になります。

セルフで出来る僧帽筋の運動

上のイラストのように両手を肩に置いて回します。
約1分から2分間回してください。

僧帽筋は後頭骨から胸椎の4番から12番までの首肩まわりを支える筋肉です。

大きな筋肉なので、肩甲骨の痛みや慢性的な肩こりさんは、1分から2分間ほど動かさないと筋肉が緩んだ感じになりません。

毎日この運動だけおこなうことでも肩や背中のコリが緩んできます。
ぜひお試しください。

投稿者 oldmusashino

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