失言と嵐の記者会見とピークエンドの法則

競泳の池江選手が公表した白血病診断の件で、某大臣が「がっかり」と言ったという報道が炎上していますね。 この発言があったインタビュー記事の文章をきちんと読んでみるとよく判ります。

いきなりあの発言ではなかったことが。

けっこう失言の多い方なので、マスコミもそこを上手く利用して記事にしている気がします。
 

先日ジャニーズ嵐の記者会見がニュースになりました。 櫻井くんの不測の質問に対する冷静な対応が絶賛されていましたね。

まさに今回とは好対照な例です。

 

ピークエンドの法則

 

ピークエンドの法則という言葉があります。 行動経済学者のダニエル・カーネマンが1999年に論文で提唱したもので、人の評価基準に関する法則です。 

人の記憶は経験を細かい内容ではなく、ピーク(絶頂期)とエンド(最終局面)でどのような印象を持ったかで、よい経験だったかあるいは悪い経験だったかを判断するというものです。 

簡潔に書くと、【人は感情で動く】生き物であるということです。 

最終的な印象はもちろん、インパクトのある出来事・行動・言葉などで評価基準が簡単に良くも悪くも変わるのです。 

先に書いた大臣の発言も、全体の文脈だけを見ればそれほど過激な発言ではありません。 
 
でもピークエンドの法則で言えば、この大臣は失言が多く今までの発言からも悪いイメージを持たれるかたなので、あの言葉が記者の心に残る結果になったのかなと思います。 

そして更に言えば印象操作としてマスコミが利用したんだろうと考えます。



身体の違和感や痛みも同じピークエンドの法則が当てはまります


とくに慢性的な違和感・痛みを感じているひとにこの傾向があるのです。

痛みはとくに不快でとくに不安な感情を持ちます。この経験が強ければ強いほど【悪い経験】として記憶されるのです。 

この痛みの評価基準が、再び痛みや違和感を感じたときに強くなります。 

痛みはくり返すことで記憶が強化されて更に痛くなる


脳で物事を記憶するときに、反復練習すると学習能力が向上しますよね。だから繰り返し覚える練習や忘却曲線のルールを使った勉強法などがあります。 

知って欲しいのは、痛みを覚えないように痛い期間や回数を減らすこと。 

痛みに対する正しい情報を持つことです。 ピークエンドの法則でいえば、エンド(最終局面)で痛みに対する考え方が変わると痛みの評価も変わるという事実です。 

わたしはそのことが早く身体が変わる近道の1つと考えています。 そしてそれを実感するためにある程度の回数、当院にお越し頂く必要があると思っています。 

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嵐の記者会見でいえば、おそらく事前に何度もメンバーや事務所で打ち合わせ確認をして情報を共有していたこと。 過去の失敗を参考に学習していたこと。 

などがベースにあるので、冷静に対応出来たのではと推測しています。 もちろん櫻井君やほかのメンバーに場の空気を読む力が有ったことは間違いありません。 

そんなことを考えながらブログを更新しました。
イラストはピークエンドから観覧車(笑)

整体とは関係のないタイトルだけど、最期まで読んで頂きありがとうございます。



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