側弯(そくわん)症

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時々お問い合わせいただく 『側弯症』 についてです。
以下『側ワン』といいます。

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「病院で側ワン症と言われたのですが、整体を受けると改善しますか?」
と20代の女性の方からお問い合わせを受けました。(その後来院されました)

側ワン症で肩こりや腰痛の症状に悩むひとは多いと思います。
でも何処に行けば良いのか?
何処に相談すれば良いのか?わからない方は本当に多いのではと私は思います。

今回、質問者の同意を得て、側わん症についてご説明します。

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側ワン症とは、男性より女性に多い背骨が横方向に曲がる状態をいいます。
病気ではありません。

背骨が曲がることと共に特有の回旋(ねじれ)を伴います。
イメージとしては、タオルを軽く絞るときのような捻じれが背中の骨にあると思ってください。

そして『側ワン症』には大きく分けて2種類あります。

『機能性側ワン症』と『構築性側ワン症』があります

どちらのタイプなのかは、整形外科でレントゲンを撮って専門医(側ワン症外来)に見てもらいましょう。

レントゲンで検査すると、側ワンのコブ度(背中の曲がり具合を数字にしたもの)が分かります。

側ワン症で、整体・カイロを受けてよくなるといわれるのは、機能性側ワン症の場合です。

構築性側ワン症は、骨自体が変形しています。
変形している箇所は残念ながら施術では元に戻りません。
側ワン症は徐々に骨が変形していくもので、4歳~10歳の学童期と思春期が一番起こりやすい時期です。

ほどんどの構築性測ワン症は成長期を過ぎると進行することはありません。

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機能性側ワン症は、別名【習慣性側ワン症】ともいわれます。

筋肉が生活習慣や一方に負担をかける動作により、片側に引っ張れて捻じれが起こるもので、横向きに寝ると緊張がゆるんで楽になります。
骨に変形がないので筋肉の緊張を緩めることにより改善していきます。

これらの違いは、触診だけでは判別できません。

第二次成長期の子供は、骨がまだ柔らかいので進行する可能性もあります。

質問者の方は、年齢的に骨が固まっているのでそれ以上進行しないと思いますが、専門医に1度相談してくださいと回答しました。

その後、特に問題は無いと医師にいわれてご本人がお越しになりました。

構築性側ワン症の方が、無理な施術を受けるとかえって辛くなることもありますので注意が必要です。
自分の状態がどちらになるのか知っておきましょう。

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【機能性側ワン症のかたにはこんな施術をおこないます】

機能性側ワン症の方には、
側ワンにより筋肉が硬くなっていたり痛みの原因(トリガーポイント)になっていたりしますので、検査をしながら調整をしていきます。

PNFという筋肉にある感覚受容器(センサー)を使いながら筋肉を動かす方法やご自身で楽な方向に身体を動かしてもらい逆の動きを私が行って筋肉の緊張を緩めるやり方などです。

その後骨の動きをみて、可動性のある方向に矯正を行う手技をします。
筋肉が柔軟性を取りもどすだけでも違和感や痛みが変わってきます。

施術前にも、詳しく説明しますのでお気軽にお尋ねください。

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