肩後ろ側や肩甲骨の痛み

肩後ろ側や肩甲骨の痛みを感じますか?
そんな痛みは、肩甲骨の筋肉に問題が起こっています。

肩関節は疲れやすい

肩の関節は360度動かすことができます。
大きく動かすことが出来る部位は疲労もたまりやすいところです。

肩の後ろ側と肩甲骨の痛み、特に肩甲骨外側が痛いと感じるときは、
棘下筋・小円筋の筋疲労が原因の場合があります。

趣味で水泳をされている方は聞いたことがある、【水泳肩】もこの部位の使いすぎが関係します。

棘下筋は肘を曲げた状態で外側に動かすときに使う筋肉です。
さらに腕を動かすときに肩関節と肩甲骨を安定させるように働いています。

【肩こり】の所で説明したように、腕の重さは片腕で3~4kg両腕では6~8kgになります。
この棘下筋が使いすぎで疲労すると、肩甲骨の外側に痛みが起こりやすくなります。

小円筋は棘下筋と同じ働きをする筋肉です、棘下筋より小さな筋肉ですので
疲労はたまりやすく肩甲骨の動きに問題が起こりやすくなります。

これらの筋肉を筋力テストして痛みが強くなったりすると、
【棘下筋・小円筋炎】という病名がつきます。

棘下筋 小円筋 イラスト
参考画像:医道の日本社 クリニカルマッサージ より

棘下筋・小円筋炎にはこんな施術をおこないます】

痛みを感じる筋肉を特定するために、検査時に肩関節の外旋テストをします。
患者さんには楽な方向に動かしてもらいながら、バランスをとっている筋肉(拮抗筋といいます)
を使って抵抗をかけるPNFストレッチをおこないます。

肩甲骨から腕・肘までの圧痛点を探して調整するトリガーポイント療法も併用していきます。

お気軽にご相談ください。

 

 

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