冷え症

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カラダの冷えって辛いですよね。
最近は女性だけでなく男性にも冷え性でお困りのかたがいます。

簡単なカラダの冷え性チェック方法を紹介します。
カラダのどの部分が冷えているか自分で確認してみましょう。

【冷え症のチェック方法】

①頭
手の甲を頭にのせます。手と同じくらいの温かさならOKです。
もぁ~と熱気を感じたら、それはのぼせ(下半身が冷たく上半身が熱い状態)かもしれません。
更年期症状のひとつですので、中高年層にはよく起こります。

②首筋
首の左右に手を当てて、汗ばんでいたり熱を感じたら頭と同じくのぼせの可能性大です。
この場合も下半身が冷えやすい状態です。

③肩・腕
肩から二の腕を触ってみましょう。冷たく感じたら『冷え性』の可能性大です。

④へそ
へその周りを触って冷たい場合は、『内臓性冷え性』の可能性大です。汗ばんでいる場合も同様です。

⑤腰
ここも冷たい・汗ばんでいたら『冷え性』の疑いあり。

⑥そけい部
足の付け根を触って、皮膚が硬く感じたり張っている場合は下半身の血行不良があります。

⑦かかと
ひび割れがあると『冷え症』の疑いあり。

⑧足裏
血管が浮き出ていたら足の末梢血管の働きが悪い状態、そけい部と同じく血行不良が起こっています。

⑨手の爪
爪を押して直ぐに爪の色が戻らなければ足裏と同じ状態です。爪に横筋があるときも同様です。

⑩舌
舌を鏡で見ましょう、両脇に歯型がついていたら『冷え症』の可能性があります。

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以上簡単なチェック方法です。該当するところが多いほど『冷え症』です。
ほとんど当てはまらないけど体が冷えると感じるなら『寒がり』さんです。

但しこれはあくまで目安ですよ。

冷え症は、大きく分けて『自律神経の失調』 『ホルモンバランスの乱れ』 『貧血・低血圧』 が原因でおこります。

そしてきっかけの一つに、【骨盤のズレ】や【運動不足による筋肉の衰え】があります。

自分が『冷え症』なのか?それとも『寒がり』なのか?
上記のカラダのチェック方で確認してみては如何でしょうか。
もし冷え症の可能性が大きいなら、整体施術はお役に立てます。

【冷え症のかたにはこんな施術をおこないます】

当院では骨盤調整や骨格チェックを得意とするカイロプラクティックの施術と筋肉のこりや違和感を楽にしていく整体施術のハイブリットで冷えにくいカラダ作りをお手伝いします。

お気軽にご相談ください。

 

【補足:東洋医学から見る冷え症とは】

整体やマッサージを受けても冷え症が続いている、あまり改善されないと思われるあなたへ

身体の中から改善することも大切ですよ。

東洋医学では「気・血・水(き・けつ・すい)」という概念があります。
冷え症の原因はこれらの異常によって起こると漢方では考えています。

冷え性とは、「身体が冷える体質のこと」をいい、その中に冷え症があると東洋医学では考えるのです。

この体質を改善するために漢方薬を処方するのですが、冷え症は次の4種類に区分します。

①血が足りない状態(血虚=貧血のことです)

②血がとどこおっている状態(瘀血=血行不良を意味します)

③水分がたまっている状態(水毒=腎機能低下を意味します)

④気が不足している状態(気虚=スタミナ不足)

これらの状態が重なって冷えが現れたり、悪化したりしている場合も少なくないと東洋医学では考えます。
そして複合的に漢方医が診て薬を処方します。

身体のメンテナンスと同時に、漢方で体質改善を図るのはとても理にかなっていると、私は考えています。

 

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