寝違え (突発頸項痛)
朝起きると首が痛い・回らないなどの状態辛いですよね。
無理に首を動かそうとすればするほど後で違和感が強くなります。
後でまたくわしく説明しますけれども、こんな症状の時は、
絶対に首や肩をもまない・たたかないことです。
===
【よく言われる一般的な寝違え原因】
寝違え(ねちがえ、英:kink in one’s neckもしくはsprained neck )とは、何らかの原因によって、起床時に頸部および肩甲帯部に疼痛を覚え、頸椎運動が制限された状態をいい、一種の結合織炎と考えられている。
(参照:Wikipedia 寝違えより引用しました)
結合識炎とは結合組織炎症のことで、簡単にいえば筋肉が腫れている状態です。
イラストのような姿勢や慣れない場所やソファの上で寝てしまったなどでもよく起こります。
長時間にわたり首を傾ける動作(受話器を首に挟んで長い時間話す・脇に荷物を挟んだままいるなど)でもなります。
原因は、長時間不自然な状態で首が固定されていたことにより、頸部につながる筋肉が異常収縮をおこして炎症が起きたためです。
突発頸項痛という病名がつくこともあります。
肩の筋肉は、僧帽筋[昔の僧侶がかぶっていた帽子]に似ているので、この名前がついています。その下側にあり、肩甲骨を上に引き上げる筋肉(肩甲挙筋)の異常収縮が寝違いには影響します。
他にも首の前の筋肉や脇の筋肉も緊張をおこしていることがあります。
首の筋や筋肉に炎症が起きている状態ですので、直接もんだりたたいたりするとかえって悪化してしまいます。
上で書いたように、【寝違え=首肩の筋肉が腫れた状態】 と覚えてくださいね。
===
寝違えを起こした場合は、応急処置としてアイシングや軽いストレッチが効果的です。
それでも痛みや違和感が取れない場合は、当院にお越し下さい。
【寝違えのかたにはこんな施術をおこないます】
腕にある肩周りのツボ刺激や筋肉を緩めるリリース方法(操体法やPNFストレッチ)を使って、
やさしく僧帽筋・肩甲挙筋の異常収縮をゆるめていきます。
お気軽にご相談ください。